プレスリリースより
フリマアプリ大手のメルカリが、二次創作物が流通するプラットフォームになることを目指し、第一弾としてIngressの二次創作物の公式販売をすることを決定しました。Niantic, Inc.との提携のうえで実施とのこと。
ライセンス許諾料を支払うことで、堂々と売買できるように
プレスリリースより
これまで、Ingressのロゴやマークを賞品にして販売し、”利益を出すことは”原則的にNGとされていました。ゆえに、Amazon等で販売されているアンオフィシャルなキーホルダーやステッカーなどもグレーゾーンでした。しかし今回の取り組みでは、メルカリプラットフォーム上で利用許諾料を支払うことで、公式に二次創作物として販売することができるようになったのです。
【権利者とメルカリの関係について】
今回の取り組みでは、権利者がメルカリを介した二次創作物の流通に対し限定的なライセンスと
ロイヤリティを設定することで、メルカリ上での二次創作物の売買を公式に認めます。
この際、二次創作物の出品者は取引成立時に権利者にライセンス許諾料を支払います。
この取り組みにより、権利者は正しいライセンスの利用とユーザーの自由な創作活動を推奨できるようになります。
プレスリリースより
利用許諾料は10%
Ingressの二次創作物を作成・販売するにあたってNiantic, Inc.に支払う利用許諾料は10%。これは既に設定されているメルカリの販売手数料等とは別に発生します。また、10%払えばなんでもやってOK、ではなくNiantic, Inc.が不適切と判断したものはライセンス取り消しなども行われます。
本日よりメルカリのアプリ内に設けられる「Ingress」専用カテゴリに出品されるIngressの二次創作物について、
Niantic, Inc. は二次創作物の作成と販売にかかる限定的なライセンスを付与します。
商品の売上には、ライセンスの対価としてNiantic, Inc.より10% のロイヤリティ(版権利用料)が
課されます(メルカリの手数料10%は別途発生いたします)。また、Niantic, Inc. が不適切と判断したものに関しては、
ライセンスの取り消し・削除・注意などを行い、健全なやりとりを促します。
プレスリリースより
発表当日のメルカリの様子
(´-`).。oO(Ingressはもともと二次創作が活発な分野なので、インパクトは大きそうですね)